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丸八真綿リフォーム前

羽毛布団リフォーム|栃木県のお客様から丸八真綿さんのリフォームご依頼

おたくは羽毛布団リフォームの専門店なの?というくらいリフォームの記事が続きますが、これは今の時期だけですのでもう少しお付き合い下さい。

さて、栃木県にお住まいのお客様(女性)から、丸八真綿の羽毛布団をリフォームして欲しいというご依頼を頂きました。

お話によると、丸八真綿の羽毛布団が暖かすぎて、真冬の短期間しか使えず困っているとのことです。

先日京都西川の羽毛布団をお使いの方からも、暖かすぎて寝汗をかくというご相談を頂きましたが、住宅環境が進化した昨今ではこのようなご依頼が年々増えています。

断熱性や気密性が乏しい住宅がほとんどだった数十年前であれば、とにかく保温性だけを追求していれば良かったのでしょうが、平成も終わりを迎えようとしている現代においてはそうはまいりません。

しかしながら未だ当時の発想で布団を作っているメーカーさんも多いのです。。。

【お預かりした羽毛布団】
メーカー:丸八真綿
使用年数:13~14年
サイズ:シングルサイズ

オモテ生地:絹50%綿50%、ポリエステル100%
ウラ生地:綿100%
キルト:4×5マス立体 

冬用:ホワイトグース90% 1500g

丸八真綿リフォーム前 丸八真綿リフォーム前 丸八真綿リフォーム前

こちらは丸八真綿さんの定番シリーズです。オモテ面は絹交の刺繍生地とポリエステルの生地が二重になっており、ウラ面は綿100%の生地が使われています。つい先日も柄違いで同じスペックのお布団をリフォームさせて頂いたばかりです。

中の羽毛は1500g入り。

京都西川の布団のようにダブルフェイス、トリプルフェイスになっているわけではありませんし、キルティングは平均的な立体キルトですが、ある程度質のいい羽毛がこれだけ入っていればそれは暖かいはずです。今回のM様のように住宅環境や体質によっては暑すぎて困るという人も多いと思われます。

丸八真綿リフォーム前丸八真綿リフォーム前

写真をご覧いただいても分かるように本当にボリューミーです。

快眠屋の基本的な冬用の羽毛布団は800g〜1200g入りですので、それを思うと1500gというのはかなり大量ですね。(※800g〜1200gというように羽毛の量が大きく変動するのは、使用する生地と羽毛の質によってベストな充填量が変わってくるから)

丸八真綿リフォーム前

中の羽毛はこのような状態です。グースダウン90%のものですね。大変キレイにお布団をお使いでしたが、やはりそれなりに年数が経っていますのでピリングの中期症状を起こしかけていました。プレミアムダウンウォッシュをオススメさせて頂きました。

 

リフォーム後

●取り出し羽毛:1,490g
●プレミアムダウンウォッシュ後:約1280g(1300gとして計算)
●補充羽毛:無し

【冬用】
●使用した側生地:ソフトサテン(114g/㎡)
●キルト:5×6立体
●羽毛量:1050g

丸八真綿リフォーム後 丸八真綿リフォーム後

【夏用】
●使用した側生地:ソフトサテン(114g/㎡)
●キルト:6×8
●羽毛量:250g

丸八真綿リフォーム後 丸八真綿リフォーム後

リフォーム総額:59,000円+税

M様のご要望は冬季を通じて使用できる厚みの布団1枚と、夏季用の薄い布団1枚ということでしたので、1050g入りと250g入りで仕上げさせて頂きました。事前に百貨店の寝具売り場で「このグラム数ならこれくらいの厚み」というのを感覚的に掴んでこられたそうです。すごい!

とはいえ同じグラム数でも羽毛の質と生地の軽さによって、実際の膨らみはずいぶん変わってまいりますので、その点はご説明をさせて頂きました。

M様、ありがとうございます。

こちらのM様以外にも、現在鹿児島県のお客様から「暖かすぎる布団をボリュームダウンさせたい」という同様のご相談を頂いております。

寝具の場合、「質の良い羽毛や生地を使っているから快適だ」とはならないんですよね、残念ながら。

きっとお料理もそうでしょう。どれだけ最高級の食材を用意しても、それを調理するのが僕のようなポンコツではその良さを引き出すどころか台無しにしてしまうはず。

メーカーさんの布団を見ていると、なんでこんなに質のいい羽毛を使っているのにギュウギュウに詰め込んでパンパンにしているのかな?と思うことが多々あります。

快適な布団を作るというよりも、まだまだ「売りやすい布団を作る」という考えが根強いのかもしれませんね。

 

羽毛布団はどれだけ素材が良くても仕立て方が間違っていたら台無し

羽毛布団リフォーム