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快眠屋おの<公式サイト> / ブログ  / 「あの店はプロだから間違いない。行っておいで。」マットレスフィッターの腕の見せ所です

「あの店はプロだから間違いない。行っておいで。」マットレスフィッターの腕の見せ所です

タイトルの言葉は、とあるお姑さんからお嫁さんに向けられたものでして、あの店とは恐縮ながら私どものことでございます。
お嫁さんは現在ASLEEP(アイシン精機)のファインレボマットレスを10年ほどご使用になっているのですが、どうも背中が沈み過ぎてぐっすり眠れないとのこと。また今回お住まいを新築されるということで、これを機にマットレスも見直してみようかなと思われていた時に、それならばあそこの店に行ってみたらとお姑さんが当店のことを紹介して下さったということでした。
常日頃から眠りのプロであるべしという意識を持って仕事に取り組んで来ましたが、やはり改めてお客様からプロだと言われると嬉しいやら恥ずかしいやら、いやはやとにかく光栄の至りでございます。
 
さて、ファインレボといえば30年耐久素材というウリで昨今テレビCMが盛んに放送されていますよね。私としても何を根拠にしての30年耐久なのかと気になりましたので、以前同社のWEBサイトをコッソリ拝見したことがあります。
するとリサーチの結果、JIS規格 K 6400-4 の耐久力試験(つまるところ、圧縮残留歪み率と繰り返し圧縮残留歪み率の検査)で、48万回圧縮してもほぼ形状に変化なしという結果が出たことにより30年耐久素材と主張されている模様です。
ふむふむ。確かに48万回圧縮しても形状変化なしというのは超優秀です。すごいなーと素直に思います。ただ気になることも。。。というのも試験データのへたりと実際に使用してのへたり感には大きな差があるのではないかという懸念があるんですよね。実際ファインレボを使用されている(いた)お客様に話を伺ったり、ある程度の年数が経過したマットレスを拝見しても、30年使えるという話には疑念が湧きます(※あくまで個人の感想です)。
というのもファインレボという素材自体は非常に優れていても、あくまでファインレボはマットレス全体のうち一部であり、大部分はウレタンフォームが使用されています。さらに言えば、ファインレボそのものに直接寝る訳ではなく、ファインレボはフレックスバッグというバッグに覆われており、そのフレックスバッグは二つに分割されているという状況ですから、ファインレボ単独の耐久性よりもマットレス全体での耐久性を争点にした方が、よほど実に即した結果が出ると思うんですけどねぇ。
そして30年耐久素材というなら30年保証を付けるべきだとも思うのですが、マットレス本体の保証期間は15分の1の2年間です。うーむ。。。どういうことなんやろか。30年くらい持つかもしれません素材!程度の表現にしとけばええのになぁ。
そしてそしてマットレスの耐久性については、形状変化よりも反発力の変化をいかに起こさないかの方が大切です。どれだけ見た目が変わらなくても反発力が低下してしまえば、実際の寝心地は悪化してしまうわけですから。
ちなみに世に出回っているマットレスの保証の多くは形状変化についてのもので、反発力の変化について保証をつけているところは僕の知る限りありません。勉強不足でしたらごめんなさい。
当店では、反発力の低下はどうあがいても避けられないので、反発力が低下してもそれをカバーできるようなマットレスを多く揃えています。ウッドスプリングだったり、フィットラボのサポートバーだったり。
 

というわけで話がえらい横道に逸れてしまいましたが、お嫁さんには経年劣化が起こってもそのフォローができるFITLABOフィットラボのキューブオーダーマットレスをお使い頂くことになりました。フィッティング→寝姿勢チェックを幾度も繰り返し、吟味に吟味を重ねて選び抜いた結果がキューブオーダーです。
お嫁さんは「てっきり店に行ったらコレとコレなんかどうですか?という感じだと思っていたので、ここまでじっくり話を聞いて丁寧にフィッティングしてくれるなんて感激です。」とおっしゃって下さり、お姑さんの顔に泥を塗る結果にならずにホッと一安心です。
お届けまでもうしばらくお待ちください!
 
また今日は、こちらのお客様の他にも、来年新築予定のご家族がベッドのご相談にお越し下さったり、春から社会人デビューされるお嬢様の寝具についてお母様が話を聞きに来て下さったりなど、なぜか平日なのに忙しい日でした。
週末に向け、また頑張ります。