２０２３

決算セール

・対象期間　2023/10/30〜12/28

・対象の羽毛布団が15%OFF (サイズオーダーや厚みの変更も対象です)

お世話になっております。快眠屋おのの植村浩太朗です。

今年も無事、決算を迎えることができそうです（来年で創業74年になります）。これもひとえに当店をご愛顧頂いている皆様のおかげです。誠にありがとうございます。

あまりセールをしない当店ですが、決算セールの時は上質なものをお値打ち価格でご提供させて頂いております。

今回も到来する冬に向けて極上の羽毛布団をご用意させて頂きました。ぜひこの機会にお買い求め下さい。

対象の羽毛布団

世界最高位のマザーグースを使った羽毛布団

この羽毛布団には、ポーランド産のプレミアムマザーグースの羽毛の中から、より大粒のものを手作業で３度にわたって選別した羽毛を使用しています。

ダウンパワーは470と高い数字を誇りますが、特筆すべきはダウンパワーではありません。この羽毛の最大の特徴は、ダウンボールの大きさ、密度、コシの強さ、不純物の少なさ、そして羽毛同士が絡み合うステッキーな性質を持っているところです。アイダーダックダウンを除いてはもっとも高品質な羽毛です。ご予算が許せばこちらをご検討下さい。(ダウンパワーだけでは真に上質な羽毛を見抜くことはできません)

尚、このクラスの羽毛は今後入手することができないため、残り在庫は約8kgが完売次第終了となります。(羽毛は天然の農産物のため、お金を払えば手に入れられるというものでもありません)

組み合わせる生地は、ドイツ・サンダースカウフマン社のプレミアムバティスト生地(平織)です。軽さ、通気性、しなやかさ、強度のバランスが良く、なおかつ品質のバラつきが少なく安定しているため、総合的なバランスに長けた生地です。

上級クラスのマザーグースを使った羽毛布団

グースの羽毛には食用に飼育されているレギュラーグースの羽毛と、繁殖用に飼育されているマザーグースの羽毛があります。一般的にマザーグースの羽毛の方が質が良いことから、マザーグースの羽毛は高級品として扱われています。

がしかし、マザーグースの羽毛もピンキリです。ダウンパワーが高くても肝心のダウンボールが小さかったり、ダウンのカタチが悪かったり、ファイバーが大量に混入していたりとその品質にはバラつきがあります。

このポーランド・プレミアムマザーグース(ダウンパワー440)は、ベストオブポーランドには及ばないものの、ダウンボールの大きさ、粒の揃い方、密度、カタチ、不純物の少なさ、どれを取っても一級品です。どこに出しても恥ずかしくないクオリティで、極めて軽く、暖かい仕上がりです。

ちなみに、昔は羽毛に関する本当の知識がなく、ダウンパワーの数値に一喜一憂して、ダウンパワーの高いものが良いと思い込んでいましたが、「ダウンパワー450でこんなもの？」「１回目の検査では460が出たけど、２回目の検査では410が出た」という経験を何度も重ねると、流石にダウンパワーにあまり意味がないことが分かってきます。ダウンパワーの高低にとらわれることなく、本当の意味で質の良い羽毛を提案させて頂くことが大切です。

組み合わせる生地は、ドイツ・サンダースカウフマン社のプレミアムバティスト生地(平織)です。軽さ、通気性、しなやかさ、強度のバランスが良く、なおかつ品質のバラつきが少なく安定しているため、総合的なバランスに長けた生地です。

アジア最上級のマザーグースを使った羽毛布団

中国産の羽毛というとクオリティが心配という方もおられるかもしれませんが、中国にも一部ではあるものの質の良い羽毛はあります。下手なポーランドやハンガリーの羽毛を使うよりも上質な中国の羽毛の方がクオリティが高いというケースもございます。

またそもそもの話として世界の羽毛の7割前後は中国産の羽毛です。そのため中国産の羽毛をポーランド産と偽って販売されているパターンや、一部中国の羽毛を混ぜて販売されているパターンも珍しくありません。

この中国・手選別ステッキーマザーグース95%(ダウンパワー440)は、上で挙げた2つの羽毛には及びませんが、アジアの中では最上位、また世界に範囲を広げてもかなり上位に組み込む羽毛です。ややダウンファイバーが増えますが、軽さ、暖かさに関しては間違いありません。安心してお使い下さい。

組み合わせる生地は、ドイツ・サンダースカウフマン社のプレミアムバティスト生地(平織)です。軽さ、通気性、しなやかさ、強度のバランスが良く、なおかつ品質のバラつきが少なく安定しているため、総合的なバランスに長けた生地です。

レギュラーグースの中では最上位の羽毛

食用に飼育されているグースのことをレギュラーグースと呼びます。マザーグースと比べると飼育期間が短いため、一般に羽毛の質は劣るとされていますが、羽毛は農産物ですので当然例外はつきものです。下手なマザーグースを使うのあればよほどこちらをオススメします。

このポーランド・レギュラーグース93%(ダウンパワー420)は、一般のレギュラーグースとは異なり、マザーグースと同じように手作業で羽毛を採取しています。機械で採取すると効率が良い一方で、羽毛が傷みやすく、不純物の混入が多くなりますので、価格の面では機会に軍配が上がりますが、クオリティでは圧倒的に手作業です。結果として見かけ上のダウン率は同じでもネックフェザーやダウンファイバーが少なくなり、ヘタリにくく、吹き出しが起こりにくい羽毛になります。

組み合わせる生地は、日本KAGEYAMAのソフトバティスト生地(平織)です。日本レベルで軽くて蒸れない羽毛布団をお探しの方にはうってつけの生地です。