
【数量限定】kaiminyaオリジナル|洗える本麻近江ちぢみクールパッドシーツ(敷パッド)2022ver.
kaiminyaオリジナル|洗える本麻近江ちぢみクールパッドシーツ2022ver.
【生地】麻100%(両面ともに近江ちぢみ)
【中綿】麻100%
【中綿量】シングル400g、セミダブル480g、ダブル560g
【製造国】日本(滋賀県)
サイズ | シングル | セミダブル | ダブル |
価格(税込) | 26,400円 | 29,700円 | 30,800円 |

サイズ | シングル | セミダブル | ダブル |
価格(税込) | 26,400円 | 29,700円 | 30,800円 |
「今年の近江ちぢみはまだですか?」とお問い合わせ頂いた皆様、たいへんお待たせいたしました。
紆余曲折ありながら、今年もようやく快眠屋オリジナルの「洗える本麻近江クールパッドシーツ」が完成いたしました。



まだシングルサイズの一部と、セミダブルとダブルは仕上がっていませんが、こちらも5月中には入荷する予定です。(セミダブルもダブルもオンラインショップでご注文頂けるようになっておりますが、こちらは商品の準備が整い次第の発送となりますので、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます)
今年はデニム、ハッカ、月、スミレ、すだちの5色展開となります。(※クールケットはデニムのみの展開です)
近江ちぢみとは?

近江ちぢみとは、滋賀県の琵琶湖の湖東地区(近江)に伝わる伝統技法、及びその伝統技法によって生み出された加工品(生地)のことを指します。最大の特徴は、生地をちぢませることで生まれた独特のシボ(凹凸)と、そのシボによって生まれる抜群の清涼感です。

近江ちぢみの生地は、このシボのおかげで生地が肌にぺったりと張り付くことがなく、夏場でも常にサラリとした感触が得られます。
近年は原料高騰に伴うコストカットのために、ラミー麻以外の素材(綿やポリエステル)を使用した近江ちぢみも増えてまいりましたが、やはりラミー麻100%の近江ちぢみは使い心地も耐久性も抜群で、このようなラミー麻100%の近江ちぢみは高級品となっています。

尚、同じ近江ちぢみと名前がついていても、緯糸にラミー麻を使った近江ちぢみと、それ以外の素材を使った近江ちぢみでは製法が異なります。ラミー麻の場合は糸に強い撚りがかかっているため、シボがたちやすくシボの持続性も高いのですが、ラミー麻以外の素材(例えばリネン麻や綿)の場合はこの撚りが弱いため、樹脂を使ってシボを作ります。その結果、洗濯をしてもシボが復元せず、ちぢみの感触が徐々に弱くなっていきます。

本麻近江ちぢみクールパッドシーツの特徴
特徴① オモテもウラもラミー麻100%の近江ちぢみを使っています
ラミー麻100%の近江ちぢみは高級品です。そのため少しでも製造コストを抑えようと、オモテ面だけに近江ちぢみを使用し、ウラ面は普通の麻生地や綿生地を使用している商品が一般的です。
中には大手寝具メーカーが百貨店や一部の専門店向けに卸している製品で、両面にラミー麻100%の近江ちぢみを使用しているものもありますが、そういった製品はやはり高額で、シングルサイズで4〜5万円ほどで売られています。かつては私たちもそういった製品を仕入れてお客様に販売していましたが、流石にここまで高額だといくら寝心地が快適でも簡単には手が出せないというお客様がほとんどでした。

そこで5〜6年前から私たちがスタートさせたのが、「近江の麻工場に直接依頼してオリジナルの麻生地を織ってもらい、それを全量買取する」という取り組みです。我々のような小規模の小売店にとっては決して小さくないリスクですが、その甲斐あって大幅にコストを削減できるようになりました。それが両面に近江ちぢみを使用しても尚リーズナブルな価格を実現できている理由です。
オモテ面だけが近江ちぢみの場合はオモテ面しか使えませんが、両面とも近江ちぢみなら洗濯をする毎にオモテとウラを交互に使うことで耐久性が大幅に伸び、通常の2倍以上長く使用して頂くことが可能です。
特徴② 不快なチクチク感、ゴワゴワ感はありません

この近江ちぢみには、経糸に60番手のラミー麻糸、緯糸に80番手のラミー麻糸を使用しています。25番手や40番手の太めのラミー麻糸に比べると非常にやわらかい上に、「整理加工」という工程で余分な毛羽立ちを丁寧に取り除いていますので、低グレードなラミー麻にありがちなチクチク感やゴワゴワ感がありません。
麻のシャリ感と近江ちぢみのシボを十分に感じつつもしなやかな感触で、多くの方にご満足頂ける風合いに仕上がっていると自負しています。
特徴③ 中綿(わた)も麻100%です
私たちのクールパッドシーツ、クールケットは中綿もラミー麻100%にこだわっています。なんといっても麻の吸湿性は綿の1.5倍、吸水性に至っては綿の4倍です。
品質表示をよくよく見てみたら「生地は麻だけど中身は綿だった」ということがないように、中綿も麻わたを使っております。
麻わたの量はシングルで400g。あまりにも量が多いと嵩張るので洗濯が大変ですし、かといって量が少なすぎると吸湿・吸水量が低下するので、バランスを考えてこのグラム数で仕上げています。
特徴④ 天然の抗菌性があります
ラミー麻にはリネン麻にはない天然の抗菌性があり、雑菌の繁殖を抑える効果があります。クールパッドシーツは、オモテ生地もウラ生地も、そして中わたもすべてラミー麻100%。非常に清潔にお使い頂くことが可能です。
特徴⑤ パイピング部分も麻100%です

些細なことではありますが、フチのパイピングテープも麻100%の生地を使用しています。こちらはリネン麻となります。
生地だけでなくパイピング部分にも自然素材を使うことで、全てに生分解性があり、環境負荷の低い製品に仕上がっています。
特徴⑥ ご家庭で洗濯が可能です
理想は手洗いですが、ご家庭の洗濯機でも洗濯が可能です。コンパクトに畳んでから洗濯ネットに入れて、中性洗剤を使用し、たっぷりの水で洗って下さい。(蛍光漂白剤や柔軟剤は使用しないようにお願いいたします)
洗濯機の設定は手洗いモードやおしゃれ着モードなど、極力負担の少ないモードでお願いします。
尚、麻は汚れが落ちやすく乾きやすいので、脱水は短めでOK。脱水が終わったらピシッと伸ばした状態で陰干しして下さい。
こまめに洗濯をして頂くと生地が長持ちする上に、近江ちぢみのシボ(凹凸)が復活して最高に気持ちがいいですよ。できれば週に1度以上を目安に洗って下さい。
実際の使い方
当店でウールベッドパッドをご購入頂いている方は「お使いのマットレスor敷布団→ウールベッドパッド→BOXシーツ(省略可)→近江ちぢみ」の順番でご使用ください。上の写真はBOXシーツを省略した場合のものです。
またウールベッドパッドをお持ちでない方は「お使いのマットレスor敷布団→BOXシーツ(省略可)→近江ちぢみ」の順でお使いください。
ご使用上の注意点
#使用前に必ず洗濯をしてください
新品の段階では糊がきいているため、吸湿性・吸水性が低下しています。一度洗濯してからお使い頂くことで近江ちぢみ本来の快適さをご体感いただけます。
#洗濯方法について
麻は洗濯を好む素材です。洗濯せずに使い続けていると吸湿性・吸水性の低下や、生地が裂けるなど、劣化を早める原因となります。できれば週に1度を目安に洗濯してください。洗濯の際は上述のように、ネットに入れて中性洗剤で洗ってください。麻の心地よさを損なってしまいますので、柔軟剤や漂白剤を使用しないで下さい。洗濯機は手洗いモードでお願いします。(ドラム式の方は水量を増やしてたっぷりの水で洗ってください)
#干し方について
生地が縮んでサイズが小さくなるのを防ぐために、ビシっと伸ばした状態で陰干しして下さい(とはいえ素材の性質上若干の縮みは避けられません)。長時間直射日光に当てると、生地が劣化する原因となります。タンブラー乾燥は厳禁です。自然乾燥でお願いいたします。
#縫い糸が切れた場合
強い力がかかったり、長期間使用していると、摩擦でキルティングの糸が切れることがございます。その場合は上からミシンを当てて下さい。
