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羽毛布団ソフトバティストホルトバージ

【羽毛布団事例】体質と室温、そして予算に応じて最適な羽毛布団を作る

 
掛布団の最も重要な役割は、寝床の中の温度と湿度を33℃ , 50%前後に保つことです。
暖かすぎてもダメ、寒すぎてもダメ。ちょうど良い暖かさが求められる上に、蒸れずにカラッと爽やかな湿度を保つことが大切です。
他にも、身体に負担をかけない「軽さ」、身体にフィットする「ドレープ性」、長期に渡って使用できる「耐久性」も無視はできません。全てをバランス良く兼ね備えることが大切です。
しかし「言うは易く行うは難し」とはよくいったもので、言葉で理想を語るのは簡単ですが、実際にこの環境を作り出そうとしてもそう簡単にはいきません。
というのも、私たちの体質は一人ひとり違いますし、住宅環境も違います。となればこの理想の環境を作り出すために必要な掛布団も一人ひとり違うと考えるのが自然です。
そこで快眠屋では、一人ひとり異なる状況にできる限り寄り添えるように、お客様から現在の状況や今後の希望を十分にヒアリングしてから、掛布団を提案・作製しています。
 
【N様(30代女性)のケース】
N様のお仕事は保育士です。ただでさえ激務で肉体的にも疲労がかさむ上に、親御さんから大事なお子さんを預かっているという緊張感もあり、さぞお疲れのことでしょう。
少しでも効率よく眠り、疲れを取るために、今回私どもで枕・ベッド・羽毛布団といった寝具環境全体の改善を図らせて頂きました。

羽毛布団については、できるだけ軽く、暖かいものをというご希望でしたので、側生地には日本最軽量のソフトバティスト生地を使用します。当たり前ですが、生地が軽ければ軽いほど布団の総重量も軽くなります。
さらに軽い生地=薄い生地ということでもありますから、羽毛に体温が伝わりやすく、早く布団が暖まるというメリットもあります。
そしてそして、このソフトバティスト生地は国産の蔭山社の生地ではあるものの、他の日本の生地に比べて通気度が2〜4倍とかなり高いため、湿気をスムーズに羽毛に吸わせることができ、寝床内部の湿度の不快な上昇を防いでくれるというメリットもあります。

羽毛はDP440以上の白翎ホワイトマザーグース95%を使用しました。ダウンボールが大きく、羽肢(うし)の密度が高い羽毛は、少量でも十分なボリュームが出ます。
以前にも書きましたが、「羽毛布団を名乗るなら羽毛の量は◯◯◯◯g以上必要!」というのは大嘘です。DP450の羽毛1000gと、DP300の羽毛1500gは理論上同じボリュームですよ。単純にグラム数だけを論じていてもなんの意味もありません。。。不毛です。。。

肝心の布団の厚み≒保温力は●●●●○で仕上げました。羽毛の充填量は1000gです。
羽毛をもっと充填して、さらに分厚い保温力●●●●●のボリュームで作ることもできます。しかしここまで保温力を持たせてしまうと厳冬期以外は暖かすぎて使えなくなってしまいます。●1つ分程度なら、起毛タイプの掛布団カバーや、マラゾット社の薄手の軽量カシミヤブランケットと組み合わせればどうとでもカバーできますから、より長く使う為にもやや控え目がベターです。
また上の写真は分かりやすいように布団を二つ折りにした状態ですが、中央部分が最もボリュームがあり、サイドに流れるにつれて薄くなっていく様子が分かっていただけると思います。全てのマスに均一に羽毛を充填するのではなく、マス目によって羽毛の充填量を変える。分かりにくい部分ですが、快適に長く使うためには必要なことです。
 
【M様(50代男性)のケース】
M様は既に当店で枕もベッドもお買い上げ頂いていて、以前に羽毛布団のリフォームもさせて頂いているお得意様です。先日はマラゾットのカシミヤ毛布もお買い上げ頂き、「毛布ってモノによってはあんなに気持ちいいんやなぁ。感動しました。」と嬉しいお言葉を頂きました。いつもありがとうございます。
今回は『今すぐには使わないが、今の(リフォームした)布団がダメになったら使う布団を』というご注文を頂きました。
M様はかなりの汗っかきさんです。数年前にリフォームをさせて頂いた時は元々の羽毛がある程度傷んでいたため、通気性のいい生地が使えなかったのですが、今回は新羽毛を使うので、通気性のいい生地が使えます。(※ファイバーが多い羽毛を通気度が高い生地に使うと吹き出しのリスクがあります)
使用する生地はやはりソフトバティスト。羽毛はその時ちょうどお値打ちに提供させて頂いていたハンガリー原産種のホルトバージグース93%(吉林産)です。DPは410。

 
暑がりの汗っかきさんですから、布団のボリュームを分厚くしすぎると暖かすぎて不快です。そのため、羽毛の充填量は600gと、保温力●●○○○の厚みで仕上げました。これなら夏場を除いて、ほぼ快適にお使いいただけるはずです。
 
このように快眠屋では快適な羽毛布団を目指して様々な取り組みをしています。現在オンラインショップ機能がないため、多くのお客様にご迷惑をおかけしておりますが、電話やメールでご注文を頂くことも可能ですので、遠方の方もぜひ当店にご相談ください。
TEL:0120−12ー3359
MAIL:info@kaiminyaono.com