
理想の羽毛布団生地が入荷【ドイツ製プレミアムバティスト】
ドイツ製 プレミアムバティスト PREMIUM BATISTE
【素材】綿100%
【織り】平織(ひらおり)
【通気度】6.6cc/sec.㎠
【重量】75g/㎡
【糸番手】110/110
【打ち込み本数】348本
【メーカー】ドイツ・SANDERS社
理想の羽毛布団生地とは?
①通気性が高い生地ほど、羽毛の吸湿発散性を引き出せるから蒸れにくい。
②薄くて軽い生地ほど、羽毛が膨らみやすくて、体温もスムーズに羽毛に伝わりやすい。
③しなやかで柔らかい生地ほど、身体へのフィット感が高く保温性が高い。
理想の生地とは、これらの「通気性」「軽さ」「柔らかさ」といった条件をバランスよく満たした生地だと快眠屋は考えています。
ドイツ製の平織生地
これまではドイツ・SANDERS社のスーパーソフトバティストが最も理想に近い生地だと考えていました。スーパーソフトバティストは綿100%の生地としては世界最軽量で、その重さはわずか68g/㎡しかありません。また羽毛の吸湿発散性を引き出すために重要な通気度も、日本の一般的な綿100%の生地の約3〜4倍と非常に良好。また平織の生地はその織り方の性質上、どうしてもサテン生地に比べるとパリパリと硬さがあるのですが、その点についても国産の平織生地に比べればソフトな風合いです。
それらに加えてSANDERS社の平織生地の中では「最も細い糸を使っていて最も高額」ということもあり、「価格が一番高く、糸番手も最も細いということは、それすなわちこれ以上の生地は存在しないということだろう」と認識していました。
この秋に新たに入荷したプレミアムバティスト
ただしスーパーソフトバティストはかなり高額ということもあり、全ての人にお使い頂けるわけではありません。そこでより多くの方にその気持ち良さを知って頂くため、もう少しリーズナブルで、それでいて従来の日本製生地(ソフトバティスト)よりも優れた生地をかねてから探し求めていました。
そんな折にドイツのハイムテキスタイルで出会ったのが同社のプレミアムバティストです。
同じ平織の生地ではあるものの、プレミアムバティストはスーパーソフトバティストに比べて糸番手がわずかに太いため、その分金額がリーズナブルになっています。(太いと言っても110番手なので極細であることに違いはありません)
基本的に織物というのは細い糸をつかうほど、やわらかくしなやかな風合いに仕上がりますので、普通に考えれば糸が太いプレミアムバティストの方が硬くてゴワつく仕上がりになるはずです。
ところが、実際にサンプルを仕入れてハーフサイズのダウンケットを作ってみたところ、スーパーソフトバティストと同等、いやそれ以上に滑らかで柔らかい仕上がりなのです。廉価版だと思っていた生地が最高級の生地を上回っている。。。狐に摘まれるとはまさにこのこと。その後、実際にボリュームのある羽毛布団を仕立ててもその評価が変わることはありませんでした。
軽さという点においてはスーパーソフトバティスト(68g/㎡)にわずかに劣りますが、そうはいってもプレミアムバティストもたったの75g/㎡です。日本で最も軽量なソフトバティストですら85g/㎡ですから、75g/㎡というのは十分すぎる軽さです。
また肝心の通気度は6.6cc/sec.㎠と、スーパーソフトバティストと同等以上ですので、全く問題はありません。
そして布団を掛けた時にストレスなく使うために必要な「生地のしなやかさ、なめらかさ」についてはプレミアムバティストが上回っています。「サテン織に比べるとどうしても風合いが硬く、カサカサと音が鳴りやすい」という平織の欠点を払拭したと言ってもいいレベルでしょう。実際に店頭でハイクラスなサテン生地と触り比べて頂いても、遜色なしとお答えになるお客様がほとんどです。
それに何より最大の利点は、価格がリーズナブルというところ。流石に日本製のソフトバティストよりは高くなりますが、クオリティを考えると格安です。
総合点で考えると、スーパーソフトバティストよりもプレミアムバティストの方がベターでしょう。
なぜ逆転現象が起こったのか
SANDERS社では風合いを滑らかにするために、独自の技術によるソフト加工を生地に施します。簡単に言えば生地の表面を起毛し、表面のタッチをソフトにする加工です。もちろんこのソフト加工はスーパーソフトバティストにも施されていますが、糸が細くなればなるほど生地もデリケートになるため、それほど強く加工を施すことができないそうです。
一方でプレミアムバティストの場合は若干糸番手が太く、生地が丈夫になるため、このソフト加工をより強く施すことができると。それが価格的にはセカンドクラスでありながら素晴らしい生地に仕上がっている理由です。
常識に囚われていてはいけないということですね。猛省です。まだまだ勉強が足りません。
プレミアムバティストのお客様事例
まだ登場したばかりにも関わらず、既に沢山の方からプレミアムバティストを使った羽毛布団のご注文を頂いております。(一部の事例を簡潔に紹介させて頂きます)
岐阜県 H様
*サイズ:150×210cm
*生地:プレミアムバティスト
*キルト:立体キルト(5×6)
*羽毛:中国産手選別ステッキーマザーグースダウン95%
*充填量:750g
*価格:125,000円+税
シャルマン製羽毛布団のリフォームがご依頼のきっかけでした。ですがかなり羽毛の劣化が進んでいたということもあり、ご相談の結果リフォームではなく新品に買い替えられることになりました。使用した羽毛はコストパフォーマンスに優れた中国産手選別ステッキーマザーグースダウン95%です。お布団の厚みは保温力●●●●○○(春秋〜冬用)で仕上げさせて頂きました。
長野県 H様
*サイズ:170×210cm
*生地:プレミアムバティスト
*キルト:特殊二層キルト
*羽毛:ベストオブポーランド手選別ステッキーマザーグースダウン98% 2019ver.
*充填量:1250g
*価格:337,500円+税
奥様からご主人へのプレゼントということでご注文を承りました。使用した羽毛はアイダーダックダウンを除いては最高となる、ポーランド産手選別ステッキーマザーグースダウン98% 2019ver. です。最高の羽毛と生地を使って、寒がりのご主人が少しでも暖かく眠れるようにと保温力●●●●●●の厚みで仕上げさせて頂きました。
北海道 K様
*サイズ:150×210cm
*生地:プレミアムバティスト
*キルト:立体キルト(5×6)
*羽毛:ベストオブポーランド産手選別ステッキーマザーグースダウン98% 2019ver.
*充填量:750g
*価格:207,500円+税
こちらのK様も当初は羽毛布団リフォームのご相談でしたが、送って頂いた羽毛布団の状態を詳しく説明させて頂く中で、新品に買い替えられることに。中国とポーランドの羽毛の違いや、生地の違いをお話しさせて頂いたところ、せっかくならということで最上質のポーランド産手選別ステッキーマザーグースダウン98% 2019ver. をお選びいただきました。お住まいの地域や住宅事情も加味して、お布団の厚みは保温力●●●●○○(春秋〜冬用)で仕上げさせて頂きました。
商品詳細ページ
快眠屋おのオリジナル羽毛布団[ベストオブポーランド手選別ステッキーマザーグース98% × ドイツ製プレミアムバティスト]
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