納品事例|神奈川県から羽毛布団リフォームのご相談
神奈川県にお住まいのお客様(U様)から羽毛布団リフォームのご相談を頂きました。当店のHP・ブログをご覧になられて連絡を頂いたとのことです。有難や。
数ヶ月前にLINE@の公式アカウントを開設したのですが、メールや電話よりも使い勝手が良いようで、それ以来LINEでご連絡を頂くことが非常に増えています。こちらのU様もLINEでお問い合わせを下さいました。LINEアプリで「快眠屋おの」と検索をしてもらうと当店のアカウントが検索結果に出てまいりますので、ぜひ友だち登録をお願いします。
さてU様が送って下さった羽毛布団は冬用のシングルサイズが2枚。20年ほど前に訪問販売の会社(横浜寝装)から購入されたものだそうです。
カバーを掛けた状態で送って下さったのですが、U様から頂いていた前情報通り、どちらも布団の生地が破れてカバーの中に羽毛が散乱している状態でした。
実はこういったケースは珍しいことではありません。つい一昨日も同様の布団が持ち込まれたばかりですし、中にはカバーをかけていても羽毛が出てくるからということで、さらにもう1枚カバーを掛けて二重にして使い続けている方もいらっしゃいます。
ですが残念ながらカバーを掛けても応急処置にはなりません…。通常の掛布団カバーは羽毛布団専用の生地とは根本的に別物ですので、羽毛を閉じ込めておくことはできないからです。
このまま使い続けるとお部屋がホコリだらけになる上に、咳が出るなど健康被害が出る可能性もありますから、生地が破れてしまったという場合は早急にリフォームをすることをオススメします。(布団をリフォームしたら夜中に咳き込んだり、鼻水が出ることがなくなったというお客様もいらっしゃいます)
羽毛をケースに取り出して状態を診ていくと、大変失礼な表現で恐縮ですが、1枚はフェザーが大量に混入している低品質なもの(右側)、もう1枚もフェザーは少ないものの完全にピリングを起こしていて復活は望めないといったものでした(左側)。
左が正常な羽毛、右がピリング状態の羽毛
そこでU様にリフォームは困難という旨を写真や動画で説明させて頂いたところ、「それなら今回はリフォームはやめて新品に買い替えます」ということで、新品の羽毛布団をご提案させて頂くことになりました。
『SSクラス|中国』保温力●●●○○
サイズ:シングル(150×210cm)
羽毛:中国産ステッキーマザーグース95% 750g
側生地:ソフトバティスト
キルト:5×6マス立体
(※定番ではこの羽毛はスーパーソフトバティストを組み合わせますが、今回はソフトバティストと組み合わせています)
こちらが新たにお仕立てさせて頂いた羽毛布団です。
既に元々のお話の中で「リフォームをするにしてもそんなに分厚いものは必要ない」ということでしたので、新品のこちらも保温力●●●○○の厚みで仕上げています。
また暖かすぎる場合はどうにもできませんが、やや暖かさが物足りないということなら後から羽毛を追加したり、厳冬期だけはブランケットと併用するなど色んな対応策がありますので、最初は少し控え目な厚みから考えられるのが良いと思います。
通気性に優れた生地を使用していますので、気密性の高いマンションでも冬場も快適におやすみ頂けます。
U様ありがとうございました( ´▽`)
↓↓↓↓快眠屋の羽毛布団の詳細についてはこちら