【納品事例】伊勢市 I様邸 新築の御宅にご家族分のマットレスを
先日の秋晴れの日の納品の様子。
お届けさせて頂いたのはこだわりのお住まいを建てられたI様ご夫婦の御宅です。以前から当店をご利用して下さっていたのですが、今回は嬉しいことに快眠屋がご家族全員分のマットレスをご用意させて頂くことになりました。ありがとうございます。
ご主人に使用して頂くのは、FITLABOフィットラボのウェーブΣレギュラーマットレスです。フィットラボのシリーズは既製品のマットレスでありながらも、サポートパッドシステムが採用されており、この機能を使用することである程度カラダの凹凸に沿った寝心地を作り出すことができるようになっています。
フィットラボのベッドマットレスは(オーダーメイドタイプを除いては)3種類の硬さがありますので、順序としては、①3種類の硬さのマットレスの中から自分のBMIと寝方に適したものを選び、②その選んだマットレスの寝心地をサポートパッドでさらに改良していくということになります。
またこのサポートパッドシステムは、寝姿勢の調整だけでなく、将来的にヘタリが起こった時にもそのヘタリを軽減できるなど、結構な優れものです。
しかし贅沢をいうなら、もう少し体圧分散性が高いと嬉しいのもまた事実。。。寝心地の調整機能という圧倒的優位な機能があるとはいえ、体圧分散性に関してはゲルテックスマットレスに軍配が上がりますからね。(とはいえそれだけでゲルテックスが良いとも一概には言い切れませんけど)
そこで快眠屋ではオプションという位置付けで、ソフトフィットオーバーレイ(写真の黒いやつ)をさらに上に乗せることを推奨しています。
これは超ソフトかつ超弾力かつ超耐久性のある薄型のマットレスで、寝姿勢を崩さずにもう少しだけ体圧分散性をプラスしたいという時に使用する道具です。
厚みは3.3cmと絶妙な厚みです。これよりも分厚いと寝姿勢に悪影響が出る恐れがあり、これよりも薄いと体圧分散性に問題が出ます。
ゲルテックスフォームの密度が50kg/㎥なのに対して、この薄型マットレスの密度は75kg/㎥と1.5倍の密度を誇ります。国内の大手メーカーが使用しているウレタンの密度は35kg/㎥前後ですから、まさに圧倒的な性能です。
ナチュールフレックスのようなウッドスプリング+ラテックスマットレスの組み合わせほどではありませんが、フィットラボマットレス+ソフトフィットオーバーレイの組み合わせは価格差を考慮すると十二分に存在価値があるマットレスだと言えるでしょう。
そして奥様にはシェララフィアのゲルテックス180を、そして息子さんには同じくシェララフィアのゲルテックス160をご提案させて頂きました。
これらは言わずと知れたドイツ製のウレタンフォームマットレスです。非常に体圧分散性に優れたマットレスです。しかも低反発よりも格段に寝返りが打ちやすい。価格を考えると相当良いマットレスです。
しかしゲルテックスマットレスには調整機能が備わっていません。そのため、万が一寝心地が合わない場合はかなり苦労することになります。特に価格の高い上位モデルになればなるほど、クセが強いマットレスになっていきますから、体型や寝方をきちんと考慮せずに、安易に「ゲルテックス240が人気ですよ」という水たまりよりも浅いセールストークに飛びつくと痛い思いをすることも。
今やゲルテックスは全国的に販売されていますが「買ってよかった」という人がいる一方で、自分に合わないモデルを買ってしまい、失敗をしている人も沢山いるのではと思われます。慎重に慎重にセレクトする必要がありますね。
話が脱線しましたが、みなさんそれぞれのマットレスにはやはりベッドパッドを乗せて使ってもらいます。これがあるだけでマットレス本体の耐久性が大きく変わる上に、寝床内環境も快適に保つことができます。
これは何もベッドマットレスに限った話ではなく、ウレタンフォーム系の高機能敷布団にも同じことが言えます。点で支える敷布団にもベッドパッドはあった方がいいですよ。
I様ありがとうございました。素敵な環境に囲まれた温かみのある新居での生活楽しんでくださいね(´∀`)