なんだかとりとめのない話に終わってしまった。
今週は明日明後日の23日、24日と2日間おやすみさせて頂きます。
と言っても遊びに行くというわけではなくて、
快眠屋の未来の姿を見据えるための情報収集の旅に出るのです。(おおげさ)
先週大津で開かれたFITLABOの総会もその一つ。
総会では疲労医学の第一人者であられる大阪市立大学の梶本教授の講義があったのですが、
最新の睡眠の情報を勉強することができて、久方ぶりに有意義な時間を過ごすことができました。
商売人の集まりとなると「どのようにしてモノを売るか」という販売術の話が先行しがちです。
確かに店を継続させて行くためには、売上は必要だし、
利益を確保できなければお客様に提供できるサービスの質も低下する一方ですから、
そういった部分の話は絶対に必要でしょう。僕も大事だと思いますし、気になります。
ただ怖いのは目先の数字を追いかけることだけに終始してしまい、
その先のビジョンをいつの間にか見失ってしまうこと。
快眠屋は今後も睡眠と寝具の専門店・スペシャリストを目指していくわけですから、
「専門店」として僕たちはかくあらんという明確なビジョンを持たないといけないと思うのです。
いや、いけないというよりもその程度のことくらい思い描けないようでは、
僕たちの専門店としての存在意義はどんどん薄れるばかりで、10年後はまだしも20年後の存続はないと思うのです。
商売とは、自分たちの価値観を世にぶつけ、世に問い、
その価値を認めてくださった方の支えにより成り立つものだと思います。
大仰に言えば、自分たちの生き様を世に魅せつけることとも言えるかもしれません。
人は自分の知らないモノを欲しがることはできないでしょう。
人がモノを望むことができるのは、その存在を、その価値を既に知っているからでしょう。
(例えばクルマとかブランドバッグとか美味しい料理とか)
その点で言えば、僕たちの提供したい価値(=睡眠と寝具)は、
まだまだ世に浸透しているとは言えない未知の価値なわけですが、
浸透していない価値(=睡眠と寝具)を世の中に訴えることで、
それによってすこしでも多くの人が豊かな生活を送ることができるようになったらばと考えると、
こんなにもやりがいのある仕事はそうはないとも思うのです。
そしてそれこそが専門店としての役割だとも。
えー、長々と偉そうな持論を展開しましたけれど、
自分に言い聞かせるためにはこうやって公に向けて書くのが一番なんですよねぇ。
てなわけで、そんな専門店になるために2日間おやすみを頂きます。
徒労に終わらず得るものがあればいいなぁ。。。。
オーダーメイド枕・布団・ベッド・寝具専門店【快眠屋おの】
〒515-0505 三重県伊勢市西豊浜町4951-3
TEL: 0120-12-3359
E-mail : info@kaiminyaono.com
水曜定休 駐車場8台