マニフレックスについてのお問い合わせをしばしば頂きます。
先日マニフレックスについてのお問い合わせを電話で頂きました。
ご相談の内容を要約しますと
フローリングの上に敷き布団1枚で寝ているが、夫婦ともに腰が痛くて困っている。引っ越す予定があるのでそれを機に、マニフレックスのメッシュウィングかモデル246を購入しようと考えているがどちらがオススメか?
というものでした。
これは結構難しい問題。どちらも一長一短だからです。
(モデル246)
(メッシュ・ウィング)
モデル246もメッシュウィングも使われているウレタンフォームの素材自体(エリオセル)は同じです。ところがモデル246とメッシュウィングでは厚みが大きく違う上に、このエリオセルを包んでいる側生地の伸縮性が違うため、同じ中身にも関わらず実際に横たわってみるとメッシュウィングの方が随分と硬く感じます。(実際に硬い)
つまりちょっと乱暴な言説ですが、メッシュウィングの方が硬い≒フィット感が低い≒体圧分散性が低く、体圧分散性に関してはモデル246に軍配があがるということに。
ところが三つ折りタイプのメッシュウィングには、お尻の部分のエリオセルがヘタってきた時に、ファスナーで側生地を開けて足元や頭のエリオセルとお尻の部分を入れ替えることができる、というメリットがあります。
マニフレックスはヘタリに強いという触れ込みですが、それは安物の低級品に比べればという話であって、ヘタらないというわけではありません。使用条件にもよるものの、早ければ数年でお尻の落ち込みを感じるようになるはずです。一枚物のモデル246ではこのヘタリに対応することが難しいです。
つまりローテーションができる三つ折りタイプのメッシュウィングは、モデル246よりも長期に渡って安定した寝心地を確保できるという点では優れているということに。
体圧分散性を取るか、耐久性を取るか。
難しい問題といったのはこういう理由です。
そして、そのお問い合わせを下さったお客様が結局どうなったかというと、メッシュウィングでもなく、モデル246でもなく、最終的にはDDウィングをご購入されました。
(DD・ウィング)
電話の時点ではメッシュか246かというお気持ちだったようですが、実際に店頭で敷き布団のフィッティングをさせて頂いたところ、どちらも硬すぎるということでNGに。元から気になっていたDDウィングを選ばれました。
またDDウィングの上には、不快なムレ感を軽減し、エリオセルの耐久性を向上させる快眠屋オリジナルのウールベッドパッドを乗せてお使いいただくことに。
オープンセル構造のウレタンフォームが最近は増えていますが、実際に使うとムレます。快適な眠りには安定した湿度コントロールが欠かせません。マニフレックスをお使いの方は一度ビラベックや当店のベッドパッドを試してみてください。きっとより質の高い眠りが得られると思います。
オーダーメイド枕・布団・ベッド・寝具専門店【快眠屋おの】
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