掛ふとんだけじゃなく、ベッドマットや敷ふとんにも目を向けてみてください
昨日はオーダーメイド枕をお作りさせて頂いた方が7名。
頚椎ヘルニアやストレートネックなど頚椎の疾患がある方もいらっしゃれば、
朝起きた時の肩こりや首こりが少しでも改善されればという方もいらっしゃいました。
こんな時、もし仮に、もし仮にベッドマットレスや敷ふとんに全く問題がないとすれば、
枕の高さを正しく整えてあげるだけで大丈夫です。
病気が治るということはありませんが、多少なりとも改善が見込めるはずです。
しかしそんなことは滅多になく、お使いのベッドや敷寝具の状態を伺うと、
「うーん、これはマズイなぁ。。。」というケースがほとんどです。
これはそれだけ消費者の方の敷寝具に対する意識が低いという表れでしょう。
数十万円もする羽毛ふとんは持っていても、敷ふとんは数千円でペタペタということはよくありますもんね。
特にかなり前に寝具業界で婚礼ブライダルの時に販売していた8点セットなどを購入されている場合、
セット自体の金額は結構立派なことが多いので「私すごく高い敷ふとん使っているのよ。」
と思っていらっしゃるケースもあるのですが、心苦しいながら申し上げさせていただくと、
これらのセットものの寝具はその値段の大部分は羽毛ふとんが占めているので、
敷ふとん関しては普通の羊毛混敷ふとんなことがほとんどです。
さすがにホームセンターや量販店クラスのものに比べれば良い素材を使っているはずですが、
かといって寿命が2倍というわけではありませんし、
人間の身体を負担なく支えるためには機能不足と言わざるを得ません。
厚みも保温力も吸湿発散性も全て足りない。
ベッドの場合
・15年以上同じベッドマットレスを使用している(20年以上という方も沢山)
・寝心地が悪いからそのベッドマットの上に低反発マットを乗せている
・ベッドパッドを使っていない
・使っていたとしても中綿はポリエステル100%の薄いもの
敷ふとんの場合
・7年以上同じ敷ふとんを使い続けている(10年以上のケースも普通)
・畳やフローリングの上に1枚だけ敷いて寝ている
・ほとんど干していない(木綿わたの場合3日に1回は干す必要あり、できれば毎日)
・厚みが5cmくらいしかない
1つでも思い当たることがあれば赤信号。
枕だけで改善することもありますが、もし枕を整えても改善が見られない場合は敷寝具の見直しも考えてみてください。
実際うちの店では枕を作りに来られた方が、枕と一緒にベッドマットや敷ふとんを買い替えられることも多いのです。
もちろん僕らは買って下さいなんて言いませんよ(汗)押し売り大嫌いですから。。。自分がされたら嫌だもんね。。。
僕たちはなぜ腰痛や肩こりが起こっているのかという原因と、枕だけでは改善は難しいという客観的な事実をお伝えさせて頂くだけです。
オーダーメイド枕・布団・ベッド・寝具専門店【快眠屋おの】
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