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快眠屋おの<公式サイト> / 羽毛布団  / 枕やマットレスだけでなく、掛け布団もフィッティングする店です

枕やマットレスだけでなく、掛け布団もフィッティングする店です

 

先月、TEAM7のベッドフレームとRELAXのラテックスマットレス&ウッドスプリングを納めさせて頂いたお客様から、今回はオーダーメイド枕と掛け布団のご注文を追加で頂きました。

ありがとうございます!

 

枕やマットレスは使用する人の体型に合わせてご提案するのが快眠屋流ですが、

我々は掛け布団に関しても、使用する人の体質や住環境に合わせて最適なものをご提案します。

 

1種類の布団では四季を乗り切るのは難しい

日本には四季がありますので、たった1種類の掛け布団では年間を通じて気持ち良く眠ることはできません。

夏には夏の、春秋には春秋の、そして冬には冬の掛け布団が必要なのです。

 

ですので、本来は季節に応じて3種類の掛け布団を使い分けることが理想です。

実際僕もそのようにして使っています。

ところが3種類も布団を揃えるとなると、収納スペースも必要ですし、

出費も大きくなるので、それは難しいというお声も頂きます。

 

そこで快眠屋では、まずは夏用と春秋用の2枚を揃えることをオススメしています。

そうすることで、冬はそれら2枚を重ねてお使いいただくことで対応できますし、

ほぼオールシーズン無駄のない使い方ができるようになるからです。

 

 

ご主人 夏用:ビラベック羊毛肌掛け布団

    春秋用:快眠屋オリジナル羽毛布団(ホワイトグース95% DP440 600g バティスト100生地)

    冬用:これら2枚を重ねてお使い頂きます

 

奥様  夏用:快眠屋オリジナル羽毛布団(ホワイトグース95% DP440 300g バティスト100生地)

    春秋用:快眠屋オリジナル羽毛布団(ホワイトグース95% DP440 800g バティスト100生地)

    冬用:これら2枚を重ねてお使い頂きます

 

 

 

 

無類の暑がりで汗っかきのご主人には、ビラベックの羊毛肌掛け布団と羽毛布団の組み合わせ。

 

寒がりで冷え性の奥様には、厚みの違う二種類の羽毛布団の組み合わせです。

 

冬場はそれを重ねて使うことでほぼオールシーズン使えるようになっています。

 

また、春秋用の掛け布団はお二人とも羽毛布団ですが、ご主人は600g、奥様は800gと

体質に応じて羽毛の充填量を調整することで、適切な温度管理ができるようにしました。

 

羽毛布団は国産最軽量かつ高通気を誇るバティスト100生地を使い、より軽く蒸れにくく仕上げました。

 

 

 

ご主人には羽毛ではなく羊毛をオススメした理由

 

掛け布団といえば羽毛布団が王様です。

しかし羽毛布団が完全無欠のパーフェクト寝具かというと決してそうではありません。

 

例えば僕のように、暑がりで汗っかきの場合、春、秋、冬は羽毛布団でもいいのですが、

今のように湿度が高い時期は、普通の羽毛布団だとどうしても寝床の中が蒸れて蒸れて不快感を覚えてしまうのです。

※もちろん例外もありますので、それは後述します。

 

そう、羽毛布団は蒸れやすいことが欠点です。

 

こんなことを言うと、いや羽毛は吸湿発散性に優れた素材だから蒸れにくいんだよと怒られそうです。

確かに羽毛そのものは公定水分率が13%とかなり吸湿発散性に優れています。

それは間違いありません。

(ちなみに羊毛は15%、ポリエステルは0.4%で、公定水分率が高くなるほど、吸湿発散性に優れる)

 

ですが羽毛布団となると話は別。

 

いくら羽毛そのものに吸湿発散性があったとしても、

羽毛を覆っている生地が水蒸気を通さなければ=水蒸気が中の羽毛にまで到達できなければ、

羽毛の吸湿発散性は発揮されないからです。

 

 

(無断転載転用を禁止します。植村作です。)

 

上手く描けたつも
りでいたのですが、サイズ感が無茶苦茶な絵になってしまいました。

僕は美術2の男なのでどうぞご容赦ください。

ちなみに音楽もずっと2でした。高校だと100段階中30でした。

 

基本的に日本の羽毛布団の生地は、羽毛の吹き出しを防ぐためにダウンプルーフ加工を強めに施し、

生地の通気性をかなり落としています。

生地の通気性が悪くなればなるほど、羽毛の吹き出しリスクは減りますが、

通気性が悪いと空気の循環がスムーズにいかないため、

身体から放出される水蒸気は羽毛に到達せず、生地にシャットアウトされるというデメリットが出てきます。

 

これが羽毛布団は蒸れやすいという理由です。

 

もちろん例外もありますよ。

一口に羽毛布団用の生地と言っても、ダウンプルーフが弱く、

通気性が非常に高い欧州製の生地(ヘッフェルなど)を使えば、

水蒸気が中の羽毛に到達しやすくなりますから、蒸れにくい羽毛布団を作ることができます。

僕が昨年の秋~冬~春に使っていた羽毛布団は、このタイプの羽毛布団です。

 

このあたりの過去記事をご覧になっていただくとわかりやすいかと。

 

【羽毛ふとん新作側生地】バティスト100 

 

快眠屋の僕が実際に使っている寝具

 

 

しかし、こういった通気性の高い生地の場合、ホコリが多い羽毛を使うと生地から羽毛が吹き出してしまうので、

必然的にダウンボールが大きい&絡みが強い&ホコリが少ない羽毛を使わざるを得ません。

(こういった羽毛はアイダーダウンほどではないにしろ、かなり高額です。)

となれば気軽にどうぞとはいかないのもまた事実。

 

そこで耐久性や軽さは羽毛に劣るものの、

圧倒的にリーズナブルかつ、圧倒的な高通気度を誇るビラベック羊毛シリーズの出番となるわけです。

 

さらにご主人は適度な重みがある方が好みということでしたので、

羽毛布団よりも重量のある羊毛掛け布団が、よりぴったりだったのです。

 

 

 

 

 

 

 

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