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梅雨時のジメジメ感にはビラベックが有効

こうも連日雨が続くと、どうしても寝具はジトッと湿り気を帯びてくる。

店頭に置いてある昔ながらの木綿わたのふとんや、一般的によく売られている羊毛混の固綿敷ふとんを
触ってみるとサラサラとはとても言えない状態で、これは羽毛ふとんでも例外ではない。

使用していない展示のふとんですらこの状態なのだから、毎日使用して汗や不感蒸泄を浴びている
ご自宅のふとんの状態はさらにひどい状態だと思われる。

ところがビラベックの羊毛ベッドパッドや敷ふとんを触ってみると、「僕は湿気とは無縁です。」と
言わんばかりの清涼感で、嫌なジトジト感が一切ない。西川の羊毛固綿敷ふとんとはどえらい違いである。
これは羊毛自体の品質もさることながら、その羊毛を包んでいる反則的な通気性を持った側生地による部分も大きい。

普段お客様には、ベッドマットレスやウレタン系の敷ふとんには吸湿性がほとんどないので、
湿度をコントロールするための羊毛ベッドパッドが必要ですよ、とお伝えしているのだけれど、
この時期に関してはそんなうんちくをだらだら垂れ流すより、実際に触れてもらうのが一番ご理解を頂けそうだ。

また上で羽毛ふとんも湿り気を帯びていると書いたが、それは日本で一般的なサテン生地を使った羽毛ふとんであって、快眠屋でオススメしている高通気度の生地を使った羽毛ふとんはかなり乾燥している。
また木綿ふとんも、通気の良いガーゼ生地を使ったタイプは湿り気が少ない。

通気性に優れた生地を使った寝具は、吸湿性が高いだけでなく発散性も高い。

となれば当然ムレにくい。

生地の通気度の重要性はこれまで何度もお伝えしてきたが、
湿度が高い時期になればなるほどそのありがたみが分かる。


(これは通気性に特化したリネン混のワッフルケット。残りわずか。)

日本の夏は湿度が高い。
気温が多少高かったとしても、カラッと乾いていればそれほど不快感は覚えないが、
日本の夏は気温も高い上に湿度も高い。ダブルパンチだ。

自室の湿度はここのところ70%前後を常に推移している。
1~2ヶ月前は50%前後だったから20%も湿度が上がっているわけだ。

ただでさえふとんの中は自分の身体から出る水蒸気と汗で蒸れやすくなっているのに、
部屋の中までがこうも湿度が高いとさらに寝苦しさが増すといった状況である。

こんな状況下で、吸湿性もなく、発散性もない寝具を使ってしまうと眠りが浅くなってしまうのは当然。
とくに汗っかきの子どもや、代謝の高い人は尚更である。

朝起きた時に寝間着が湿っていたり、夜中に寝汗がひどくて目が醒める人には、
ぜひビラベックのゾマーライト肌掛ふとんとウールパッドをオススメしたい。
ビラベックまでは価格的に厳しいという方は、快眠屋オリジナルの羊毛パッドでも良い。

とにかく一度でいいので高品質な羊毛のチカラを知ってもらいたい。

ただビラベックも万能ではない。羊毛は湿度のコントロールは非常に優秀だが、
日本の夏は気温が高いので、暑がりの人はカラッとしていても熱こもりを感じることがある。

その場合は、ビラベックの羊毛パッドの上に、リネン麻かラミー麻を使った敷きパッドを1枚重ねるのがベスト。

肌触りの良さを求めるのならリネン麻、より涼しさを求めるのならシャリ感の強いラミー麻が良い。
熱を逃がしやすい麻の敷きパッドが身体を冷やし、その下の羊毛パッドが汗と水蒸気を吸収してくれる。

不快な梅雨の夜、夏の夜も寝具の素材や工夫によって乗り切りましょう!!


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