睡眠環境診断士合格しました
こんにちは。
快眠屋おの 植村浩太朗です。
先日横浜で受けた睡眠環境診断士の試験ですが、無事合格することが出来ました。あと2~3週間で資格証も届くようです。早速名刺に載せないと!!(笑)
この火曜日、小俣町にお住まいのとあるおばあちゃん(Hさん)から電話を頂きました。
『病気で体重が14キロ減ったんやけど、そのせいか今までのふとんやと体中が痛くて寝られへん。腰と肩が楽なふとんあるんやろ?ちょっと持ってきてくれへんかなぁ。』
Hさんは昔から当店をごひいきにして下さっているんですが、車に乗れないのでうちの店には来れないんです。 そのため、父が車で迎えに行って店までお連れするということも以前はしていたそうです。
今回も僕がお迎えに行って、店で体型を測定させてもらおうと思ったのですが、どうも体調がすぐれず外出できる状態ではないそうな…
それならば仕方ない!体重と身長を聞いて、Hさんに合うと考えられる敷きふとんをいくつか持って行こう! という結論に落ち着きまして、最終的に僕がセレクトしたのは
fit laboのウェーブΣ shikiタイプ(三つ折りにできるタイプ)
ボディドクターの レギュラータイプ(折り目はないが三つ折りにできる)
この2つです。
fitlaboのウェーブΣはそれぞれ硬度の異なる高反発ウレタンを3層に積み重ね、最上層を凹凸状に加工(プロファイル加工)したものです。fit laboシリーズの中で最もソフトなタイプで、背骨のS字カーブが大きい方や、BMI値が低めの方にオススメ!ただ素材がウレタンなのでウールや綿に比べ蒸れやすく、脱脂綿やガーゼのパット(パシーマなど)を上に敷くのがベストです。
次にボディドクターのレギュラータイプですが、これはウレタンではなく天然ゴム100%のラテックスで作られています。どちらもソフトタイプですがウレタンがしっかりとした寝心地なのに対し、ラテックスはふわふわした感じ。このレギュラーも背骨のS字カーブが強い方や、BMI値が低い方にオススメです。ただ、欠点もあります。それはラテックスもウレタン同様に敷パットを敷いた方が良いということと、他の素材に比べ重いということです。
まだまだ説明することはいっぱいあるんですが、簡単にまとめると
・両者ともに体圧分散性と理想の寝姿勢の面で優れており、どちらを選んで頂いてもHさんの体型には合う
・両者ともに三つ折りにできるが、ボディドクターの方がラテックスの性質上どうしても重い
・蒸れという欠点を補うために天然素材の敷パットと併用するのがベター
・質感が大きく違うので、それを基準に好みで選んで頂いてOK
・両者ともに干す必要はない。というか直射日光に弱いので干しちゃダメ。
どちらも試し寝をして頂き、それぞれの違いを説明させて頂いた上でHさんはfit laboのウェーブΣをお選びになりました。畳の上に敷くので、少しでも軽いほうが良いという理由でウェーブΣを選ばれたようです。また、脱脂綿の敷パットもお買い上げ頂きました。これで鬼に金棒です。鬼がウェーブΣで金棒が脱脂綿敷きパットです。あ、説明しなくても分かりましたか。すいません。
そして昨日Hさんのお宅にお伺いしたところ、開口一番に『あれはええもんやな~。すっごい楽やわ。今までのふとんと全然違う。』と おっしゃって頂き、嬉しく思うと同時にホッと安心しました。ああ、良かった、僕の選択は間違ってなかったと。
Hさん、また迎えに行きますから早く元気になってうちの店に来て下さいね。ありがとうございました。