硬いマットレスが身体にもたらす弊害
先日以前の記事を読んだ方からお問い合わせを頂いたこともあり、
今一度ヘルスウェーブ系のマットレスに対する快眠屋の見解を述べておきます。
整体やカイロプラクティックに行くと、マットレスや枕を薦められることがありますが、
もしそのマットレスが、硬くてまったく弾力のないマットレスだった場合は要注意。
その先生は人間の身体のことに関してはプロだったとしても、寝具と身体の関係に関しては
全く理解していない可能性が非常に高い。
少なくとももし僕がそのような先生にあたったら、
「あ、この先生信用できないわ。」と判断して、別の施術家の方を探します。
人間の身体は、肩が出っ張り、ウエストがくびれ、また骨盤が出っ張るというように凹凸があります。
凹凸がある人間が硬いマットレスに横たわると、
この図のように出っ張っている部分が邪魔をして背骨が曲がってしまう。
直立させてみると一目瞭然。
左肩と右肩の位置が大きくズレているのが分かるでしょう。
こんな状態ではいくら施術を受けて身体の歪みを矯正してもらっても、
何日か眠ればすぐに元に戻ってしまいますよ。
そもそも整体の先生方が硬いマットレスを薦めていらっしゃるのは、
寝ている時の姿勢をキレイにするためでしょう?
ですがこの姿勢が果たしてキレイな姿勢なのでしょうか?
下のように身体のカタチに沿って適度に波打ってくれるマットレスの方が、
よっぽど姿勢がキレイじゃないでしょうか?
仰向き寝に関しても同じことが言えます。
身体に凹凸がほとんどない体型の人や、筋肉が相当に発達している人であれば、
硬すぎるマットに寝ても肩の痛みや腕のしびれといった直接的なトラブルは出てこないかもしれませんが、
背骨にとってパーフェクトな状態かというと決してそうではありません。
ましてや細身の人や、筋肉が衰えつつある年代の人が、このように硬いだけのマットレスに寝てしまうと、
身体が圧迫される→血行障害が起こる→筋肉が酸欠状態となり、肩こりや腰痛、
不眠を引き起こす可能性があるので、購入の際はじっくり考えられることをオススメします。
写真のように支えるべき部分は支え、沈めるべき部分は沈める。
マットレスの硬さは単に硬い柔らかいといった話ではなく、人間工学に基づいて選ぶべきです。
快眠屋ではこのような視点からマットレス選びのお手伝いをさせて頂きます。
オーダーメイド枕・布団・ベッド・寝具専門店【快眠屋おの】
〒515-0505 三重県伊勢市西豊浜町4951-3
TEL: 0120-12-3359
E-mail : info@kaiminyaono.com
水曜定休 駐車場8台
HP: https://kaiminyaono.com