納品事例|千葉県松戸市に息子さん用の羽毛布団を発送
D様は当店のお得意様です。ご夫婦のオーダーメイド枕やマットレスなど色々当店をご贔屓にして下さっています。今回は一人暮らしをしている息子さんの布団をリフォームできないか?というご相談でした。
実物を見てみないことにはなんとも言えないので、一度拝見させて下さいとお伝えしたところ、それをお母さんから聞いた息子さんが翌日には当店まで布団を送って下さいました。仕事が早い!学生時代の僕とは大違いです。
さて、息子さんが使われていたのは丸八真綿さんの羽毛布団でした。オモテ面がシルクの刺繍生地とポリエステル生地の二重になっている丸八さんの定番のお布団で、今シーズンはこのタイプのお布団を何枚リフォームさせて頂いたか分からないくらい沢山リフォームをさせて頂いています。
購入された時期にもよりますが、このタイプは10年以上前に購入されたものなら羽毛が1500g入りというのが基本ですね。(シングルの場合)
早速送って頂いた布団から羽毛を取り出してみると、随分羽毛がヘタっています。またファイバーも多い。
若い男性にとっては暖かすぎたのでしょう。1500gは詰め込みすぎです。
暖かすぎた結果、寝汗をかいて、その汗で羽毛が傷む。また蒸れて不快なので寝返りが増え、羽毛布団をグチャグチャに巻き込んで羽毛が傷む。
まだ10年前後にも関わらず羽毛がかなり傷んでいたのはこういう理由からだと思われます。
そこで今回はリフォームをするのではなく、新たに羽毛布団をお仕立てさせて頂くことになりました。
『Sクラス|ポーランド』保温力●●○○○〜●●●○○
サイズ:シングル(150×210cm)
羽毛:ポーランド産ホワイトマザーグース95% 700g
側生地:ソフトバティスト
キルト:5×6マス立体
丸八さんの布団を見るに、布団自体にはそれほど保温性は必要なさそうです。またどちらかというと暖かさよりも「蒸れない」ということの方が重要です。
そこで今回は春秋用くらいの厚みで布団を仕上げ、生地には軽くて、通気性が良くて蒸れにくいソフトバティストをオススメさせて頂きました。
羽毛はポーランド産ホワイトコウダ種のマザーグースダウン95%。ファイバーが少ないので通気度の高い生地と組み合わせても吹き出しのリスクを最小限に抑えることができます。
D様いつもありがとうございます。
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