羽毛の価値判断
【羽毛ふとんの価格】
羽毛ふとんに使用される水鳥にはグース(ガチョウ)とダック(アヒル)の2種類がある。
ダックに比べてグースの方が身体が大きく、基本的に採取できる羽毛の大きさ(パワー)は鳥の体格に比例するため、一般的にはダックよりもグースの方が質が良い≒羽毛が大きい。
とりわけマザーグースと呼ばれる母鳥は同じグースの中でもさらに身体が大きいため、羽毛ふとんに使用される羽毛の原料としては最高級とされている。
したがって自然と「マザーグースを使用した羽毛ふとんがたったの○○○○○円!!」といったような煽り文句が増えるわけである。
だが注意して頂きたいのは、グースやダックやホワイトマザーグースだというような品種はあくまで一般的な目安にしか過ぎず、絶対的にマザーグース>グース>ダックという図式が成り立つわけではない。
ペットを飼っている方なら分かるかもしれないが、夏と冬では毛の質が違う。さらに同じ鳥であっても羽毛を刈り取るまでの生育期間によって毛の質は大きく違う。
このことからも分かるように、品種や名称などはあくまで目安にしか過ぎず、マザーグースと表示されているからといって、それは羽毛の質を保証できるレベルのものではない。
ネットで「マザーグース 羽毛ふとん」と調べてみても、相場よりも安い価格で売られているものは大体が嵩高16.5cm以上としか表示されていない。まともな店のマザーグースなら18cm以上が基本だろう。16.5cmならダックでも十分に同クラスのものがあるのだし。さらに羽毛ふとんにはそもそも表示詐称が多いので、その16.5cm以上という表示が本当に正しいのかどうかという疑問すらある。
こういった市場の状況が、ただでさえその価値を判断しにくい羽毛ふとんを、さらに輪をかけて分からなくさせているといってもいいのでは。
しかも今回は羽毛原料について書いたけれど、羽毛ふとんの価格にはさらに側生地の質とキルティングが関わってくると思うと、これはもうほとんどの消費者にとって完全にお手上げだろう。
といってもこうした羽毛ふとんを取り巻く環境が変わる見込みは全くないので、騙されないように少しでも勉強をするしか他に手がないのが現状である。
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