羽毛布団のリフォーム②
ここ一週間ほどの陽気で、羽毛布団のリフォームのご依頼がドカンと増えました。
GWくらいまではまだ明け方は寒い日もありましたが、流石にもう暑いですからね。
もう冬用の羽毛布団なんか使ってられねえや！という気持ちも分かります。
僕もついこの間まではオーストリア製のバティスト198生地を使った600ｇ入りの羽毛布団を使っていましたが、
流石に暑くなってきたので今はリネン麻の掛け布団を引っ張り出してきてそれを使っています。
やはりこれからの時期はウール素材や麻素材が抜群に気持ち良いです。
（ドイツ・ビラベック ゾマースペシャル羊毛肌掛けふとん Sサイズ32,400円）
さて羽毛布団のリフォームですが、場合によってはせっかく羽毛布団を持ち込んで頂いても、
「申し訳ありませんが、これはリフォームしてもあまり意味がないと思います…。」ということもあります。
中の羽毛がボロボロになっていてファイバー(羽毛のクズ)まみれの場合は、
どれだけ羽毛を綺麗に洗浄したとしても羽毛自体のパワーが復活しないからです。
ところが業者さんの中には、リフォームをオススメしないと言うとお客様が帰ってしまって売上にならないから、
本当はリフォームする価値がない羽毛布団なのに「リフォームできます！」と言って売上を得ようとするケースもあるようです。
どんな羽毛布団でも仕上がりさえ気にしなければリフォームはできますので、
嘘をついているわけではないのですが、個人的にはなんだかモニョモニョする案件です。
オーダーメイド枕・布団・ベッド・寝具専門店【快眠屋おの】
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