電磁波と金属コイルの関係

今日はベッドのご相談の方が多い日でした。

一般的にベッドマットレスというとポケットコイルやボンネルコイルと呼ばれる金属スプリングの上に、詰め物（ウレタン等）を載せたタイプのマットレスが主流ですが、快眠屋のベッドマットレスはそれらの類のものとは一線を画したメタルフリーのものばかりです。

馬毛を麻とたっぷりのウールで包んだマットレスと無垢のブナ製ウッドスプリングの組み合わせや、垂直荷重だけでなくねじれも吸収してしまうジェルトロンマットレス、硬さの異なる高密度のウレタン素材を10cm単位で組み合わせて作るオーダーメイドマットレスなどなど。

なぜメタルフリーなのか？なぜシモンズやサータ、シーリーなど有名ブランドのベッドを扱わないのか？

これは何度も書いてきたことですが、その理由は主に２つあって、金属スプリングのマットレスは処分が難しいというのが１つ目、そして金属コイルは電磁波を吸着して地磁場を乱すため、電子スモッグの影響が懸念されるからというのが２つ目。

１つ目に関して異論を唱えられる方はいないでしょう。リサイクルが困難な金属スプリングが地球環境にストレスを与えているというのは周知の事実です。

(※かといってメタルフリーならなんでも環境に良いかというとそうではない。量販店で安く販売されている低品質のウレタンは長期間の使用に耐えないので（寿命１～３年）、使用開始から処分までのスパンが短く、かえって環境への悪影響が大きい可能性があったり。やはりメタルフリーの中でも素材や品質の見極めが重要というわけ。）

ですが２つ目の地磁場云々、電磁波云々には「こいつはいったい何を言っているんだ」と思われる方もいるでしょう。今現在明確なエビデンスがあるわけではありませんから、宗教的だなぁと思われても仕方がありません。

実は正直なところ、私自身データや科学的根拠をありがたがる性格なので、電磁波の身体への悪影響については疑問を持っています。胡散臭さも自覚しています。ですので「電磁波が人間に悪いって？科学的に証明されていないのに？」と言われれば確かにその通りだ！とも思うのですが、だからといって科学的に証明されていないからということがそのまま『絶対に身体に悪影響を与えない』ということにつながるわけではないというのもまた事実なのです。エビデンスがないということは、身体に悪影響を与える可能性までも否定できるものではありません。

つまり電磁波は絶対に身体に悪いんだ！と言い切ることが出来ないと同時に、金属スプリングのマットレスは絶対に身体に悪影響を与えない！と言い切ることも出来ないということ。

となれば、睡眠を真剣に考える立場の者としては、仮に電磁波への心配が将来杞憂だったと分かったとしても、万が一のリスクを減らすために、今現在は金属スプリングを使わないという姿勢を貫くことは非常に合理的で正しいリスク評価とその対処と言えるでしょう。君子危うきに近寄らずとも言いますしね。

これはオーストリアの寝具メーカーであるプロナトゥーラのパンフレットの一部。プロナトゥーラは最高の睡眠を追求するため、電子スモッグやホルムアルデヒドなどの化学物質の危険性を考慮し、メタルフリーかつケミカルフリーの寝具を提案しています。ここまでするかと脱帽ものです。

睡眠（身体）にとって良いのは当たり前。

快眠屋はさらに一歩踏み込んで、ヒトにも地球にも優しい眠りを提案できればと思っています。

【新商品 ダンガリーボーダー】

生地のデザインと質感に一目惚れしたのでコンフォーターケースとピローケースをOEMで作ってもらいました。
洗いざらしのようなナチュラルな印象と麻混の生地ということもありサクッとした感触が最高です。木製のベッドフレーム、特に木目の美しい無垢材のベッドフレームとの相性は抜群でしょう。
先週の半ばに入荷したばかりなんですが、既に一目惚れされてご家族分(４セット)購入された方も。
コンフォーターケース(掛けふとんカバー)はシングルで15,750円、ピローケースは3,150円です。ピローケースは快眠屋のオーダーメイド枕にもほとんどの場合使えますのでぜひぜひ～。

 西川リビング　快眠ひろば商品　パーソナルフィットオーダーピロー公式サイト→　http://www.kaimin-hiroba.jp/ 

  

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