商品情報:ビラベック ウールベッドパッド(中厚)
billerbeckビラベック
ウールベッドパッド(中厚)
側生地:綿100%
中綿:ウール100%
シングル1.5kg 41,800円
セミダブル1.9kg 49,500円
ダブル2.1kg 60,500円
クイーン2.3kg 68,200円
キング2.7kg 77,000円
※全て税込価格です
ドイツの老舗ビラベック
ヨーロッパで初めて羊毛寝具を作ったメーカー、それがビラベックです。
寝装品メーカーとしては世界で初めて「ISO-9001」の認定を受け、実直なモノづくりに励んでいます。
快眠屋はドイツのブルフザールにあるビラベックの工場を実際に訪問するだけでなく、毎年1月にフランクフルトで開催されるハイムテキスタイル展示会を訪れ、ビラベックの最新情報を常にアップデートするようにしています。
マコトリコットという規格外の生地
ビラベックの羊毛製品には、エジプト綿を使った極薄のマコトリコット生地が使われています。
このマコトリコット生地は、他に類を見ない圧倒的な通気性と肌触りの良さを誇り、私たちのカラダから放出される水蒸気をスムーズに羊毛に伝え、羊毛本来の吸湿発散性を最大限に引き出すことができます。
ロイマリンドウール
使用する羊毛もまた規格外。ビラベックのウールはロイマリンドウール (リウマチを和らげるの意) と言われ、非常にクリンプ (縮れ) が強いことが特徴です。クリンプが強い羊毛は弾力に優れるだけでなく、相互に絡み合うため生地から吹き出すリスクが低いというメリットもあります。
通気性の高い生地に質の低い羊毛を詰めると吹き出すのが当たり前ですが、ビラベックのベッドパッドが通気性の高い生地使っていても大量に吹き出さないのはこの特別な羊毛に秘密があります。
自然のままの羊毛
生きた羊から刈り取られた毛の中でも、最も傷みの少ないメインボディの毛だけを使用しているため、ホコリや牧草片といったゴミが少なく衛生的なところもビラベックの特徴です。こちらもマコトリコット生地が使える理由の一つです。
「良いものに余分な加工は必要ない」とはまさにその通りで、ビラベックの羊毛はその精製加工において、日本で一般的なクロイ加工や化炭加工といった加工は施していません。アルプスのたっぷりの天然水とごくわずかの洗剤で洗い上げるだけ。薬品加工を施すことで、羊毛が持っているスケール(鱗)が失われ、吸湿発散性が損なわれることは防ぐためです。ゴミやホコリが多い羊毛ではこうはいきません。
日常のお手入れ
ビラベックの羊毛は脂分が多分に含まれているため、非常に汚れにくいという特徴があります。
普段はベッドパッドの上にセットするBOXシーツを週に1〜2回ほど洗濯し、ベッドパッド本体は月に2〜3回ほど天日干し (布団乾燥機も可) していただければそれで十分です。
そして1〜2年経ったら丸洗いをしてください。
大手寝具メーカー製品との違い
かつては日本のメーカーもこのビラベックに倣って、通気性に優れたニット生地で羊毛の寝具を作っていました。しかし今ではそのような商品は姿を消しています。現在市場で販売されている羊毛製品は、高熱とプレスで織り目をつぶした通気性が低い生地のものばかり。
なぜでしょうか?
これは家庭で洗えるということや吹き出しを防ぐという部分を優先した結果です。
通気性に優れた生地にゴミやホコリが多い低ランクの羊毛を詰めると、吹き出しが目立ち、クレームになってしまいますし、家庭の洗濯機での丸洗いに対応しようと思うと、ニット生地のような繊細な生地は使えません。売りやすさと安さを重視すると、ビラベックのようなマコトリコット生地は使えないのです。
洗えるということや、吹き出しがないということを否定するつもりはありません。それはそれでとても大切なことです。ハウスダストなどの重度のアレルギーをお持ちの方には、快眠屋でもそのような商品をオススメしております。
しかし、高密度に織られ、熱とプレスで固められたウールプルーフ生地は、「家庭で洗えたり」「中綿が吹き出しにくい」というメリットがある反面、通気性に乏しく、羊毛の吸湿発散性を大きく損なってしまいます。どれだけ羊毛の性能が素晴らしいものだとしても、空気を通さないビニールのような生地で包んでしまっては意味がありません。
アレルギーの心配がない方は、このような通気性に優れたタイプのベッドパッドもぜひご検討ください。
関連商品