リフォーム内容は布団によって違うのが当たり前
リフォーム内容は布団によって違うのが当たり前
「どんな羽毛布団もリフォーム内容は皆同じで、パック料金仕上げ。使用する生地も、補充羽毛の種類と量も既に決まっている。」
というリフォームが業界では一般的ですが、これでは「プリウスもフェラーリも同じ修理内容」というのと同じことです。
車種が違えば当然修理に使うパーツは違ってくるでしょうし、全く同じ車種でも走行距離によって最適なメンテナンスは違うはずです。
それは羽毛布団も同じこと。元々の品質が違えば当然リフォームに使用すべき材料は変わってきます。また、全く同じ品質でも傷み具合や使用年数によって適切な処置は変わってまいります。
たとえばこの4枚は全て大塚家具のダウナという羽毛布団ですが、全く同じダウナでも状態が大きく違うことがお分かり頂けるはずです。
新品当時に近い仕上がりを目指したとして、これらの布団が全て同じリフォーム内容で良いわけがありません。(実際に中の羽毛を取り出してみるとやはり羽毛の傷みは異なります)
おそらく皆様がリフォームを検討されている羽毛布団は、「結婚を機に大切な家族が買ってくれたもの」だったり、「自分へのご褒美で思い切って買ったもの」だったり、思い入れのある羽毛布団のはずです。(本当にどうでもいい羽毛布団ならそもそもリフォームを検討されないと思うのです)
そんな大切な羽毛布団をお預かりするわけですから、やはり我々も羽毛布団の1枚1枚に真剣に向き合う必要があると考えています。
そのため、快眠屋にはリフォームパックのような一律のリフォーム金額はありません。
元々使われていた生地や羽毛のクオリティを考慮することは当然ながら、お客様のご予算や仕上がりのご希望に合わせて、最適なリフォーム内容をイチから組み立てていきます。(生地、キルト、補充羽毛の種類と量を全て自由に決定できます)
いわばオーダーメイドのリフォームです。
また布団の中身を確認せずにリフォームに取り掛かることはございません。事前に必ず羽毛診断を行います。
当店のリフォームは日本最高レベルの仕上がりと自負していますが、それでもやはり限界があり、あまりにも羽毛が劣化している場合は良い仕上がりになりません。(新品に近い状態に持っていこうとすると、新品を買うのとさほど変わらない費用がかかってしまい、リフォームのメリットがありません)
羽毛診断の結果、リフォームをする価値がないと判断した場合はその旨を正直にお伝えさせて頂きます。
リフォームすべきか、買い替えるべきか迷っているという方もぜひお気軽にご相談ください。