羽毛布団事例［北海道 S様］軽くて暖かい羽毛布団をご希望のお母様に軽量ドイツバティストの羽毛布団をプレゼント
どうも、こんばんわ。快眠屋おのの植村浩太朗です。
寒波がやってきていよいよ冬らしい寒さになりましたね。ただ意外にも寒波初日の夜はそこまで室温は下がりませんでした。角部屋かつ北向きかつ北・西面にそこそこ大きめのアルミサッシ単板ガラス窓がある寝室(アパート)でも14℃でしたので。
このくらいの室温だと、敷寝具側の保温性さえきっちり確保できていれば、「保温力4 (春秋〜冬用)」や「保温力3 (春秋用)＋毛布」くらいで快適に眠れるはずです。
ただ2日目以降は怖いですね。保温力5(冬用)が欲しくなりそうです。
宣伝で恐縮ですが、現在羽毛布団の決算セール中です。ぜひこの機会にお買い求め下さい。
お母様用の羽毛布団のご相談
今年の春に当店の羽毛布団をご購入下さったS様(北海道在住)から、お母様用の羽毛布団のご相談を頂戴しました。ありがとうございます。
「母は高齢なので今の羽毛布団だと重くて扱えないようなんですが、私が快眠屋さんで買わせて頂いた羽毛布団だったら使えると言うんです」
S様に購入頂いた羽毛布団は、生地「日本製ソフトバティスト」と羽毛「ポーランド・プレミアムマザーグース95%」の組み合わせで、サイズはシングル、厚みは保温力4(800g入り)という内容です。
厳密な意味での最軽量というわけではないものの、ほとんどの羽毛布団では歯が立たない軽さですからお母様が「これなら私でも使える！」と思われたのも納得です。(お母様は西川の羽毛布団をお使いということでした)
生地と厚みをどうするか
お母様に羽毛布団をプレゼントされる上で、S様と全く同じものを購入するか、それとも生地や厚みを変更するかといったところで迷われておりました。(羽毛は同じものを使用します)
生地については日本製のソフトバティスト(S様と同じもの)か、ドイツ製のプレミアムバティスト(より軽量で通気性が高い生地)か。
厚みについては保温力4(800g)でいくか、保温力5(1000g)でいくかの選択ですね。
生地に関してはほぼ予算の問題だけですが(予算が許せばプレミアムバティストがベター)、厚み(充填量)は軽さと暖かさに関わってくる部分ですからそれぞれメリット・デメリットがあります。
お母様の年齢や体質を考慮した上で暖かさを求めるなら保温力5が良いですが、保温力4なら軽い上に春秋の使用もある程度可能というメリットがあります。この辺りは唯一絶対の正解がないので悩ましいですね。。。（※今後春秋用の布団を購入する予定があるなら保温力5がオススメです）
保温力４をチョイス
［サイズ］シングルロング150×210cm
［生地］ドイツ製プレミアムバティスト
［キルト］5×6マス立体キルト
［羽毛］ポーランド・プレミアムマザーグース95%
［充填量］800g
保温力4にするか5にするか数日お悩みになられましたが、お母様が実際にS様の羽毛布団を使って大変気に入っているということもあり、最終的に保温力4で仕上げさせて頂くことになりました。（尚、お母様はご自身の羽毛布団(今回ご注文分)がお手元に届くまでS様の羽毛布団を借りて使っておられたそうです）
サイズは一般的なシングル(ロング)で150×210cmです。
羽毛はS様と同じポーランド・プレミアムマザーグース95%です。
ダウンパワーこそ440ですが、ファイバーが少なく、ダウンボールの密度が濃い良質な羽毛です。ダウンパワーが高いだけで実態の伴わない羽毛よりもよほどこちらの方がオススメです。(検査結果は450を越えていますが、羽毛サプライヤーとの契約は440なので440と表記しています)
お悩みになっていた側生地は、S様の羽毛布団よりもさらに軽量で通気性の高いドイツ・サンダースカウフマンのプレミアムバティストを選ばれました。
ダウンファイバーやフェザーの多い羽毛だと吹き出しリスクが高くなりますが、このレベルの羽毛なら大丈夫です。
大変ありがたいことに、当店のお客様はリピーターやご紹介が多く、職業冥利に尽きる思いです。
S様、この度も当店にご縁をいただきましてありがとうございました。
今後もメンテナンスはお任せください。
最近はインスタグラムの投稿が多めです。ブログほど濃い内容ではありませんが、フォローして頂けると喜びます。
また先日羽毛布団リフォームに特化したインスタグラムアカウントを解説しました。そちらもご覧いただけますと幸いです。
