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定休日:水曜日

マットレスは
背骨を支える道具

ナチュールフレックスウッドスプリングと脊柱模型

私たちの背骨には「椎間板」と呼ばれる軟骨があります。
椎間板は衝撃を吸収するクッションの役割を果たすだけでなく、身体を廻したり、曲げたり、伸ばしたりといった動作の補助をしてくれる、非常に重要なものです。

椎間板とマットレス

通常、背骨のバランスが取れている人なら椎間板に偏った負担がかかることはありませんが、日常的に姿勢が悪い方は、偏った力が慢性的に背骨に加わってしまうため、椎間板の負担が大きくなります。

これは就寝中も例外ではありません。

1日の約3分の1は寝ていると言われています。忙しい方なら4分の1くらいでしょうか。時間にして6〜8時間。それくらい長く人間は寝ているわけです。

だとすれば「悪い姿勢で寝ていた人」と「正しい姿勢で寝ていた人」とでは、5年後10年後の椎間板の状態に大きな差が出るはずです。

マットレスに求められる仕事は、背骨のカタチに沿って身体を正しく支え、椎間板の負担を減らすこと。快眠屋はそのように考えています。

私たちが提案するマットレスは、単なる家具や寝具といった枠組みを越えた、健康を支えるための道具なのです。

背骨を水平に保つためには?

背骨を水平に保つには、自分の骨格と体型を知る必要があります。

マットレスフィッター®︎では、肩幅とウエスト幅、骨盤幅のこの三つのサイズに着目し、体型を以下の4つの基本タイプに分けています。

骨格Yタイプ

・Xタイプ:肩幅と骨盤幅に対して、ウエスト幅が狭い体型
・Yタイプ:肩幅に対して、骨盤幅とウエスト幅が狭い体型
・Aタイプ:肩幅に対して、ウエスト幅と骨盤幅が広い体型。
・Iタイプ:三つの幅が全て同じ体型。

横向き寝Xタイプ

Xタイプ

例えば、Xタイプの人は肩と骨盤をある程度沈めつつも、ウエストは沈まないように支えなければなりません。

横向き寝Aタイプ

Aタイプ

Aタイプの人は、肩よりも骨盤を深く沈ませるようにしなくてはなりません。

横向き寝Yタイプ

Yタイプ

Yタイプの人は、骨盤よりも肩を深く沈ませるようにしなくてはなりません

結論
背骨を水平に保つには、少なくとも肩、ウエスト、骨盤の3つのポイントの沈み込みを体型に応じて調整する必要がある

具体的にはどう実現する?

ナチュールフレックスウッドスプリング

20万円以上〜

予算さえ許すのであれば、マットレスフィッター®︎は、ヨーロッパ生まれの睡眠システム (ウッドスプリングとも呼ばれます) を使うことを推奨します。

睡眠システムは、マットレスとそのマットレスを支えているベース部分の二つに別れています。

最大の特徴は、そもそもが一人ひとり違う体型に対応するために設計されていること。

肩は柔らかく、ウエストは硬く、骨盤部分は少し柔らかくというように、ポイントごとに沈み込みをある程度自由に調整できます。(調整幅はシステムの種類によって違います)

睡眠システムには多くの種類がありますが、マットレスフィッター®︎では「ナチュールフレックス睡眠システム」と「RELAX2000睡眠システム」の2種類を基本的には使用します。

15〜20万円

「もう少し価格を抑えたい」「マットレス部分だけを新品に替えたい」という場合は、パシフィックウェーブ社の「ジェルトロン2レイヤー」かFITLABOの「キューブオーダー」が良いでしょう。

どちらも寝る人に合わせて寝心地をゼロから作るオーダーメイドタイプのマットレスです。体圧分散を重視するならジェルトロン、どっしりとした安定感を求めるならキューブオーダーです。

あるいはナチュールフレックスに比べると流石に機能が劣りますが、バイオテキシマ社のミルフィエレメントとラテックスマットレスの組み合わせもこの価格帯であれば選択肢の一つに上がります。

10〜15万円

この価格帯であれば、FITLABOの「ウェーブΣシリーズ」と快眠屋オリジナルの「ソフトフィットオーバーレイ」の組み合わせを推奨します。

ウェーブΣシリーズは既製品のマットレスでありながら、寝心地の調整機能が備わっているということ。そしてレギュラーとハードの二種類の硬さがあるため、より幅広い体型に対応しやすいということがオススメする理由です。

単体での使用も十分可能ですが、理想はソフトフィットオーバーレイとの組み合わせです。圧倒的に寝心地が向上します。

10万円以下で

この価格帯であればシェララフィアのゲルテックス180やゲルテックス160、あるいはマニフレックスシリーズが良いでしょう。寝心地の調整機能は備わっておりませんが、一般的な金属コイルのマットレスに比べると格段に寝心地は上です。

ゲルテックス160

マニフレックスモデル246

マニフレックス
モデル246