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資料:羊毛混固綿敷布団

肩・背中の痛みの原因が敷布団・マットレスにあることも多い

 

朝起きると肩が痛かったり、腕がしびれているというご相談をよく頂きます。

ご相談者様の多くは「枕が合っていないからだ」と思われているのですが、実際はお使いになっている敷布団に問題があることも少なくありません。

例えばこんな敷布団。

羊毛固綿敷布団

なんの変哲もない羊毛混の固綿敷布団です。

(といっても最近スーパーや量販店で売られている敷布団はこのレベルの品質すらクリアできていないものがほとんどですが…)

この敷布団には、固綿というポリエステルを圧縮して固めた板状の芯材が使われておりまして、その芯材の周りを羊毛とポリエステルで包んでいる構造になっています。

羊毛固綿敷布団

厚みは約8cm。敷布団としては一般的な厚みです。

このような敷布団はごくごく普通に売られていますので、消費者の方もなんの疑問も抱かずに「敷布団とはこんなものだろう」と使われているのだと思いますが、この敷布団は大人が快適に眠るための道具としては無理があります。

資料:羊毛混固綿敷布団

というのも厚みが薄い上に弾力もないので、大人がこの上に横たわると完全に布団が潰れてしまい、布団の上に寝ているにも関わらず、実質的には床の上に寝ているのとそれほど変わらない状態になってしまうからです。

資料:羊毛混固綿敷布団体圧測定 資料:羊毛混固綿敷布団体圧測定

資料:羊毛混固綿敷布団体圧測定

これは寝ている時の体圧を測定してみるとよく分かります。

資料:羊毛混固綿敷布団体圧測定

これは横向きで寝た時の体圧を測定した結果ですが、肩と大転子部分の色が非常に濃くなっていることがお分かり頂けると思います。

色の濃さは圧力の強さを表していて、青に近いところほど圧力が少ない=血の巡りがスムーズ、赤に近いところほど圧力が強い=血の巡りが悪い、と理解してくだされば結構です。

人間の身体は血液がスムーズに循環している状態が本来のあるべき姿ですから、血の巡りがストップしたり、悪くなるとその周辺の筋肉には当然ながらダメージが蓄積していきます。

床の硬さが身体に伝わっていることにより、身体は圧迫を受ける。圧迫を受けた箇所は血の巡りが悪くなり、痛みやコリを引き起こす。

小学生でも分かるとっても単純な話ですが、毎日使っているとその感覚に脳が慣れていきますのでなかなか自分ではその状態が異常だと気づけないんですよね。

資料:羊毛混固綿敷布団

さらに言えば、この敷布団は厚みがそれほどありませんので肩の出っ張りを沈める余地があまりありません。常に肩周りが窮屈な状態で寝ることを強いられますので、これもまた肩の痛みやコリを引き起こす原因になります。

資料:羊毛混固綿敷布団体圧測定

次にこれが仰向き寝の時の体圧測定結果です。

横向きの時ほどではないものの、背中は黄色くなっていますし、右側の肩甲骨付近はオレンジ色になっています。またお尻は完全に赤くなっていますね。

お尻は筋肉が発達していますので多少圧迫が強くても大きな問題にはなりませんが、背中はそれほど筋肉が発達していないことがほとんどですから、この程度の圧迫でも一晩続くと背中の痛みを引き起こすことがあります。

羊毛固綿敷布団

つまり結論としては(やる前から分かっていたことだけれど)、この敷布団は横向きで寝ると肩と大転子に大きな負担がかかり、仰向きで寝ると背中に大きな負担がかかる、およそ快眠とは程遠い代物だということです。

どこでも普通に売っていて、誰もが普通に使っている。

そんな敷布団がこのような結果に終わるというのは悲しいことですが、でもこれって事実なのよね。

 

改善策は?

ベストは敷布団そのものを自分に適した素材、硬さ、厚みのものに変えることです。

できれば素材は高品質なラテックスやウレタンが良いですね。

例えば今回の被験者(スタッフR)においては、敷布団をFITLABOのウェーブΣレギュラー(ウレタン)に変えるだけで圧力の分散性がある程度向上しました。

ウェーブシグマ

ウェーブΣレギュラー体圧測定結果 ウェーブΣレギュラー体圧測定結果FITLABOウェーブΣレギュラーの測定結果(上2枚)

敷布団の場合は畳んだり、持ち運んだりといった収納のことも考えないといけないので、厚みはあまり分厚くできない&重くてもダメという制限があり、そもそもとして寝心地改善の限界があるのですが、その制限の中でもこの結果はそれなりに優秀です。

ちなみにこの敷布団の厚みは11cmですので、敷布団としてはかなり肉厚なタイプです。同じ西川でもAiRの場合は9cm厚なので、この2cmの差はかなり大きいです。だって18%も厚みが違うんですから、床の硬さから逃げやすくのも当然です。

商品情報|FITLABO フィットラボ:ウェーブΣレギュラー

 

ただし、分厚ければ良いというものでもありません。同じくFITLABOのウェーブΣハードで体圧を測定してみるとこのような結果に。

ウェーブΣハード体圧測定結果 ウェーブΣハード体圧測定結果

こちらも厚みは11cmですので、厚みのことだけを考えれば及第点です。

しかし厚みが分厚くなっても、敷布団の素材が固ければ床の上に寝ているのとそれほど変わらない結果になってしまいます。仰向き寝の時も肝心な腰の部分にスキマができていて、背骨のS字カーブを支えることができていませんね。

いわゆるスポーツ選手が宣伝している敷布団はこのようなハード系のものが多いのですが、肩や背中の痛みでお悩みの方にとっては不適切です。

せっかく敷布団を買い換えても、その選び方が間違っていたらあまり意味がありません。

自分に合った敷布団・マットレスを選ぶことが肩の痛みや背中の痛みの軽減に繋がるわけです。

また今回は体圧の分散をテーマにしましたが、いかに体圧分散性が優れていても、お尻が沈みすぎて姿勢が崩れたり、寝返りがうちにくいというような敷布団はかえって逆効果になります。

特に低反発マットレスはその傾向が強いので、極力選ばないようにしてください。

 

マットレスフィッター®の居る店

快眠屋ではマットレスフィッター®︎が、あなたに最適な敷布団・マットレスを探すお手伝いをさせていただきます。

フィッティング体験は無料ですので、どうぞ気軽にご来店ください。

 

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